「APEX LEGENDS(エーペックス・レジェンド)」10個の魅力。何故こんなにも愛され続けるのか?

この記事はたぶん 7 分で読めます。

既にリリースから何年も経っている「Apex Legends(エーペックス・レジェンド)」ですが、未だに根強い人気を誇っています。

・何故こんなにも人気なのか?
・Apexの魅力は何なのか?

というところを本日は、イチプレイヤー目線で語っていきたいと思います。

「APEXを始めようと思うけど、何が面白いの?」と聞かれたら、この記事のURLをスッと送り付けてあげてください。

※時々他のバトロワゲーと比較した口ぶりで話を進めますが、筆者は「フォートナイト」「ブラックアウト」程度しかプレイした事が無いミーハープレイヤーです。ご了承ください。

エーペックスの魅力①ストーリー性をもたせている

Apexが愛され続ける理由の一つに「ストーリー」があります。

Apexはよくある「バトルロイヤル」で、1マッチ15分程度のゲームを何度も繰り返すゲームです。

この手のオンライン対戦ゲームは、基本的にあまりストーリーを持たないし、登場キャラクターも最低限のことしか喋りません。

しかしApexは、約2ヶ月のシーズンごとに、ストーリー上に何かしらのイベントが発生します。
そしてそれは登場キャラクターにも影響を与えるため、通常プレイ時のセリフの掛け合いなどにも変化を及ぼします。

 

この変化のおかげで、何百試合と同じゲームをプレイしていても、2ヶ月おきに新鮮な気持ちになれる。

セリフ以外でも、

・各登場人物にバックボーンがある
・予告トレイラーで登場する演出がどれもゲーム内であり得る(次シーズンで新武器登場か?などの考察ができる)

等の工夫が施されており、割と細かい頻度でワクワクを提供してくれます

エーペックスの魅力②シーズンごとに環境が変わる

この手の「ヒーローシューター」は、新しいヒーロー(レジェンド)が追加されると、それに応じて既存キャラクターが強く、または弱くなることがあります。

その辺りのメタ的なバランスや、新武器の追加、またはマップの改変など、例のシーズンアプデによって環境が大きく変わります。

無料オンラインゲームにおけるシーズンアップデートは珍しいものではありませんが、運営がちゃんと仕事をしているという点は本当にありがたい。

エーペックスの魅力③「レジェンド」ごとに楽しみ方が違うので飽きない

パスファインダー
パスファインダー
 

APEXには「レジェンド(キャラクター)という概念があり、各レジェンドごとに「アビリティ」が大きく異なります。

例えば、移動スキルに特化した「パスファインダー」や、体力回復が可能な「ライフライン」。防弾シールドを設置できる「ジブラルタル」や索敵ドローンを飛ばす「クリプト」など。

だいたい2~4か月おきに新レジェンドも追加されており、その都度環境も変わるので中々飽きません。

更に更に、各レジェンドごとにちゃんとバックボーンを持たせており、シーズンの変わり目と共にYoutubeでコミックアニメーションが公開されます。

だから各レジェンドごとに感情移入も出来る
結果、ストーリーも何もないはずの「オンラインマルチプレイ」というジャンルなのに、我々はAPEXの世界に惹き付けられます。

エーペックスの魅力④「野良」でも分隊行動しやすい

APEXは「野良」でも楽しみやすい

他のスクワッド制バトルロイヤルゲームでは、パーティーチャットが無いと連携が取りづらいものも多いです。

 

それはそれで現実味があって良いのですが、APEXは「ゲームであること」に割り切った分、「細かく意思表示できる“シグナル”」「ヘリ降下を代表者が一括して行える“ジャンプマスター”」などの工夫が加えられ、「即席野良チーム」でも十分プレイを楽しめるデザインとなっています。

改めて考えると「レジェンド」のシステムもそうですね。
「そのレジェンドにしか出来ないことがある」という必要性を生み出すことで、プレイヤー同士がついつい助け合うように出来ています。

エーペックスの魅力⑤操作性における親切さが神レベル

「他のバトロワゲーをしたことがある人」しか分からないと思いますが、APEXは本当に罪なゲームです。
恐らく、「APEX後は他のバトロワゲーに戻れない」となる方も多いと思います。

APEXはとにかく親切過ぎる
現実味など一切無く、ゲームであることを活かし、プレイヤーにストレスを感じさせないように徹底しています。

僕が気付いた「配慮」は以下の通りです。

APEXの親切な点

・武器入れ替え時、継承できるアタッチメントは自動移行される

・先にアタッチメントを拾った後に該当する武器を拾うと、その武器に自動でアタッチメントが装着される

・既に高いグレードのアイテムを装備している場合、同カテゴリーの劣化アイテムを拾えなくなる為、間違えてダウングレードしなくなる

・武器と弾薬はカテゴリーごとに色分けされてるので、武器ごとの使用弾薬を覚えやすい

・インベントリー画面で味方の装備状況を確認できる

・「シグナル」で細かく意思表示できるので、だいたいの要求はボイチャが無くても味方に伝えることができる

・ゲーム起動後、タイトル画面 → マッチ開始まで無駄な画面を遷移せず、すぐにプレイできる

というように、「既存バトロワゲーでストレスだった部分」徹底的にクリアしたのがAPEXです。

恐らく開発スタジオのRespawn Entertainには、ゲームデザインやUI(ユーザーインターフェース)に相当優れたディレクターが在籍しているのでしょう。
 

エーペックスの魅力⑥キャラコントロールが隅々まで心地良い

グラップルでハイジャンプ
グラップルでハイジャンプ

僕の中で「名作」と呼べるゲームの条件に「移動してるだけで楽しいか」という項目があります。
本作が名作かどうかは置いといて、APEXは移動してるだけでクッソ楽しい

特に「パスファインダー」という「グラップル」が使えるレジェンド使用中が一番楽しいのですが、「移動の心地良さ」は全レジェンド共通です。

2020年にリリースされて大コケした「ハイパースケープ」は、スピーディーに立体移動が出来るゲームで、初見では「移動が楽しそう」と感じました。
しかし実際にプレイしてみると、ビックリするくらい操作が不自然。

結果的に「ハイパースケープのおかげで、APEXはキャラコントロールが隅々まで自然で心地良い」と気付けました。

言葉にすると難しいですが、APEXのモーション関連は全てがナチュラルで、操作中に心地良さを感じます。

エーペックスの魅力⑦使いやすい「シグナル」システム

「野良でも分隊行動しやすい」と言いましたが、その要因の一つがこの「シグナル」。
PS4のデフォルト設定では、R1でシグナルを出せます。

そしてこのシグナルをを使えば、味方に対して以下の宣言が出来ます。

・そこへ行きたい
・敵発見
・敵の痕跡があった
・そこを監視したい
・ここを防衛したい
・散策したい
・アイテムが落ちていた
 

などなど。

しかも
そこへ行きたい → R1をタップ
敵発見 → R1を2回以上連打
など、使用頻度の高いシグナルはショートカット入力が出来るのも好印象。

APEXはこういう些細な所でもUIデザインが優れています。

インベントリー画面でシグナルを使えば、「この弾薬が欲しい」「この武器のバレルアタッチメントが欲しい」など、更に細かい要求ができます

エーペックスの魅力⑧射撃が気持ち良い

射撃が気持ち良い

FPSにおいて「発砲していて気持ち良いか」は凄く大事。

これも「ハイパースケープ」をプレイした結果気付いた点ですが、APEXは射撃の爽快感が半端じゃない

発砲する時のエフェクトからの気持ち良さもあるし、敵にヒットさせた時の「パスパス音」も非常に気持ち良い。

また、些細な配慮ですが「発砲音」を良く聞いてみると、「マガジン装弾数が少なくなってくると発砲音が若干変わってくる」という配慮もされています。

 

これにより、感覚的に「マガジン段数が少なくなってきてる」と分かるし、音から緊張感が伝わるので、戦闘がよりスリリングに感じられます。

マジで、プレイすればする程配慮の行き届き方に圧倒される。

エーペックスの魅力⑨重厚感のある演出

重厚なBGM、映画的な演出

ロックでギトギトした雰囲気のCODシリーズ「ブラックアウト」「ウォーゾーン」。
アニメ調で非常にポップな「フォートナイト」。

個人的な話で恐縮ですが、上記3作品のテンションはあまり僕には合いませんでした。

しかしAPEXの「シリアスさ」はめちゃくちゃハマってます。

まず音楽が良い
最初の「ダイブ降下」時のBGMなんて、とても映画的で高揚感があります。(テーマBGMもカスタマイズ出来る)

また、優勝した時の演出などもとても熱いですね。

一眼レフで撮影したような被写体深度の高い映像で、まるで映画のワンシーンのように「優勝したチーム」を映す
堪らなくかっこいい・・・。

そもそもゲームに参加してるキャラクターたちは皆「何かしらの理由で参加してる」という設定も熱い。

戦争が終結した後にIMCとミリシアどちらもフロンティアから撤退する際に全ての価値あるものは持ち去られフロンティアは荒廃してしまいます。 その近辺にある惑星群アウトランズには資源と可能性が残っていたため新しい戦場となりましたが、それから時間が経ち、新たに賞金と名声と栄光をかけた戦いの舞台として用意されたのがApexゲームとなります。

引用:Apex Legends: 世界観を深めるキャラクター8人のバックストーリー公開、『タイタンフォール』から数百年後の世界 | EAA!! – FPS News

「IMC」とか「ミリシア」などはAPEXと同じ世界線の「タイタンフォール」というシリーズに登場する機関です。

「APEX」というのは、半ば命を賭けた娯楽ゲームのようなもので、レジェンドたちは皆「戦わざるを得ない」というバックボーンを持っています
この辺りの設定も映画らしさを増幅させています。

エーペックスの魅力⑩若干パッド有利なゲームバランス

 

Apexはパッド(コントローラー)使用時に強めのエイムアシストが付与されるので、「マウス・パッド論争」が未だに絶えません。

海外のプロゲーマーが「私は何年とマウスでプレイしていますが、次の大会には一週間しか練習していないパッドで出場します。」と発言した例もあり、これを鑑みるとApexのエイムアシストは強過ぎる部類かもしれません。

しかしおかげで人気が高いのも事実です。
やはりこの手のビデオゲームは、プラットフォームがPCだろうとコンシューマ機だろうと、PADプレイヤーを大事にすることが人気に繋がります。

これは賛否両論な項目ですが、「PADでしかゲームをやらない週末ゲーマー」でもちゃんと楽しめる、というのは良いことだと筆者は思っています。

「APEX LEGENDS(エーペックス・レジェンド)」10個の魅力。何故こんなにも愛され続けるのか?:まとめ

この記事のまとめ

・とにかく親切で操作性が良い

・移動してるだけで気持ち良い

・野良の集まりでも連携しやすい

・毎シーズンごとに環境が変わる

「基本プレイ無料」にも関わらず物足りなさを一切感じません。
本当に素晴らしいゲームなので、「今から始めても遅いかな?」なんて思わず、是非ApexでFPSデビューしてみてください。
では、戦場でお会いしましょう!