こんにちは。
散歩が好き過ぎて「福岡散歩ブログ」というメディアを立ち上げたぱっかんです。
さて、僕はゲームの世界でも良く散歩をするのですが、とにかく「Fallout4」での散歩が最高に楽しい。
「ポストアポカリプスな世界観が好き」という好みもあると思いますが、Fallout4はそれ以外のあらゆる点でも「散歩」に向いてます。
というわけで、「何故Fallout4の散歩はこんなに楽しいのか?」をまとめます。
これを読み終えた後「久しぶりにFallout4やりたくなったなー」と思ったら、僕の勝ちだと認めてください。(謎の勝敗)
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※関連記事は最後にまとめて紹介します「fallout4散歩」の魅力①景色がきれいでユニーク
過去作である「Fallout3」は、景色が常によどんでおり、モスグリーンのフィルターがかかったような景観ばかりでした。
もちろんそれが3の醍醐味ですが、Fallout4は突き抜ける青空が垣間見える瞬間もあり、それによる癒し効果がありました。
そして個性的なロケーションも多く、それらを眺めているだけでとても楽しい。
好き嫌いがハッキリ別れると思いますが、僕は「崩壊した高速道路」等にロマンを感じます。
Fallout4は「ポストアポカリプス」な世界観の話なので、もちろんそれらのオブジェクトが登場します。
そしてそこに昇ることも出来るのです!(次項で解説)
「fallout4散歩」の魅力②MAP上あらゆるところに行ける
「崩壊した高速道路」の上に何があるという訳ではありません。
それがどこかへ通じてる道というわけでもありません。
ただ昇れるだけ。
しかし、こういう「意味の無い場所にもちゃんと行ける」という自由度の高さが良い。
大抵のゲームは、「ゲームと無関係の場所」にアクセス出来ないように、見えない壁や障害物を作ります。
(一見昇れそうに見えて、ジャンプして突っ込むとヌルっと滑って「あ、ここは行けない場所なのか」と理解する)
しかしFallout4は、頑張ってピョンピョンし続ければ結構いろんなところまで行けます。
「この山超えれば遠回りせずにショートカットできるけど、たぶん無理だな」と思われるところでも、頑張ってピョンピョンしてたら乗り越えられます。
そのせいでバグが多いゲームですが、「景色が良く、あらゆるところに行ける」という部分に凄く好奇心をくすぐられる。
ただ一つ、「入れない建物がある」というのがちょっと残念ですが、さすがにこれはオープンワールドの宿命。
受け入れています。
「fallout4散歩」の魅力③主人公に強力なバックボーンがある
「Fallout4」は、「主人公に強力なバックボーンがある」という点で特徴的です。
Falloutシリーズは「プレイヤーこそ主人公」というスタンスで、主人公に個性的なバックボーンを準備せず、プレイヤーが想像したようにキャラクターを作り上げることが出来ました。
ある意味では、FO4はそこに制限をかけています。
しかし、「息子を探して崩壊した世界を旅する父親(または母親)」という設定は個人的にツボで、しかも「目が覚めたら既に戦争が終わっており、世界は完全に崩壊していた」というプロットで、ガッツリ心を掴まれました。
僕は「シリアスなメロドラマ」に弱いので、主人公が辛い過去を背負ってる時点で入り込めます。
そしてそういうちょっと「切ない心境」も相まって、散歩の楽しさ、美しさが増すのです。
「息子を探さないといけない」という状況の中、全裸で散歩したり、イースターエッグ探しをしたり、レイダー(荒くれ者)を相手に正義の鉄槌をくだしたりなど、いろんな事が出来るゲーム。
「シリアスなバックボーン」があるからこそ、シュールなプレイスタイルがより光るのです。
「fallout4散歩」の魅力④NPCが魅力的
現時点での最新作「Fallout76」は、NPCを完全除去するという暴挙に出ました。
おかげで散歩が全然楽しくありません。
FO4は、特にストーリーに影響しない意味不明なフィールドにも名前付きNPCが居ます。
ゲームしてる方なら分かると思いますが、「こんなとこにも人がいる!」という発見はイチイチ面白い。
謎のNPCの存在は、「なんでこんなところで生活してるんだ?」と想像する楽しさに繋がります。
そしてたまに、「久しぶりにあの人に会いに行くか」と、特に用があるわけでもなく、その人に顔を見せに行くという楽しさもあります。
ついでに特に欲しくもないアイテムを購入し、「良かった。この人まだ生きてた」と安心し、立ち去る。
FalloutにNPCは必須要素です。
「fallout4散歩」の魅力⑤想像力を掻き立てられるオブジェクトの数々
想像力を掻き立てられるのは何もNPCだけではありません。
その辺の「オブジェクト」も対象です。
創作物の世界には「環境ストーリーテリング」というテクニックがあります。
例えば、
“プレイヤーがある部屋に入ると、胸から血を流した女性の死体と、ナイフを持って手首から血を流してる男の死体がある。そしてテーブルの上には手紙があり、そこには「すまないサラ、許してくれ。今すぐ俺もそっちに行くよ」と書いてあった。”
という状況。
プレイヤーは彼らのイベントに遭遇せずとも、「この部屋で何があったか?」を悟ることが出来ます。
このようにオブジェクト配置等だけでストーリーを想像させることを「環境ストーリーテリング」と言うそうです。
Fallout4は正に「環境ストーリーテリング」の宝庫。
無名ロケーションにもちゃんとそういうミニストーリーが隠されています。
「fallout4散歩」の魅力⑥クラフト要素のおかげでガラクタ集めが楽しい
FO4から追加されたクラフト要素。
これもまた散歩の楽しさを増幅させています。
少し話が反れますが、車やバイクにロマンを感じる男性は多いと思います。
そして彼らは新車を買うと、ドライブがてらどこかへ行きます。
車やバイクに乗る事が本来の目的ではありますが、「移動ツール」はしょせん移動の手段であるという考えが残っているので、「久しぶりに隣町のスーパーまで行くか」的な感じで、要件を作るのです。
僕の父もそんな感じでした。
車を買った直後しばらくは、やたらといろんなところに連れてってもらいました。
話を戻しますが、「散歩そのものが楽しい」とは言え、やはり散歩は「何かの“ついで”」のレクリエーションです。
何か目的があって歩いてる時が、意外と楽しめたりします。
そして正に「クラフト要素」が「用事作り」として有能なのです。
「ちょっと木材が足りない」
「ベッドを作るのに布が必要」
など、そういう理由でスカベンジングに出る。
FO4は上手い具合に「散歩の必要性」を作り出しています。
「Fallout4」が究極の散歩ゲーである6個の理由:まとめ
「僕がFallout4(フォールアウト4)にドハマりした13の理由」と被る部分もありますが
、今回は「散歩」に特化して語りました。
Fallout4は本当に神ゲーなので、興味が湧いた方は是非プレイしてみてください。
そして当記事を読んで「久しぶりにしたくなったなぁ」という方は、懐かしさを感じながら、その世界を散歩してみてください。
きっと新しい視点で楽しめるはず。
というわけで、もし他にオススメの散歩ゲーがあれば、是非教えてください。
ぱっかんでした。
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