僕は今、皆さんと同じPS4プレイヤーだが、以前はXbox oneを愛用していた。
そしてXbox oneで特にドハマリしたゲームは、「Fallout4(以下FO4)」だ。
FO4では、荒廃した世界を隅々まで楽しませてもらった。
今回は、FO4の素晴らしさ、魅力をとことん書いていく。
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Fallout4にハマる理由①ストーリーが分かりやすい
僕は、ゲーム・映画において以下の世界観が苦手だ。
・中世のファンタジーが舞台(スカイリム)
・超未来を舞台にしたSF(スターウォーズなど)
上記の2つは、なんとなくストーリーが分かりづらく感じる。
恐らくだが、その世界観特有の言葉遣いや単語が好きではないため、誰が誰だか分からなくなるのだと思う。
しかしFO4は全てのストーリーが頭の中にスッと入ってくる。
何故ストーリーが入ってくるのか?
それはたぶん、「現実世界の延長線上」という設定だからだろう。
FO4はSF設定もほどほどに、僕らが生きている今の世界の延長線上にある。
だから、登場する人物、モノのほとんどは非常になじみ深い。
だからきっとストーリーも頭に入ってくるんだと思う。
それに加え感情移入しやすい。
「我が子を探す」という大筋のストーリーは、自分自身も感情的になれるベーシックなものだ。
更に、FO4特有の一人称視点にあった非常に良いストーリーだとも思う。
一般的なRPGが「俯瞰(ふかん)して楽しむRPG」ならば、FO4は「ストーリーを体感するRPG」と言える。
Fallout4にハマる理由②荒廃した世界を縦横無尽に散策できる

Fallout4の美しい廃墟
物語の本筋そっちのけで散策をし続ける楽しさがFO4にはある。
とにかく散歩だけでひたすら楽しい。
「荒廃した世界で生き抜いてみたい」という長年の夢を叶えられるのはFO4しかない。
FO4は街が本当にゴチャついている。
並みのゲーム以上にゴチャついているため時折フリーズすることもあるが、それは本シリーズの伝統芸だ。
許容している。
Vault(核避難シェルター)で長いこと生活し、そして序盤のクエストを終え、外に放り出された瞬間、そこに広がる荒廃した世界・・・。
本当にワクワクする。
でも、序盤の「放り出される感」によるワクワクさは、前々作である「Fallout3」には及ばない。
FO3では、「Vaultで生まれ育った少年」が主人公であるため、外に出た瞬間、「地上を初めて目にする」という熱さがあった。
対してFO4は、「以前の街並みとの違い」を楽しむことができるので、一長一短ではある。
また、探索の楽しみが前作以上に増えたのは、「クラフト要素」のおかげだ。
Fallout4にハマる理由③クラフト要素が面白い
FO4の世界には、あまり意味をなさないガラクタが山のように落ちている。
そしてもったいない精神溢れる我々(日本人)は、それを出来る限り全て持ち帰ろうとする。
前作ではガラクタに対して本当に意味が無かったが、本作ではクラフト要素のおかげでそれに大きな意味が与えられた。
集めたガラクタを使って、自分の拠点を豪華にできるのだ。
やってみるまで想像がつかなかったが、実際にやってみるとかなり面白い。
自分なりのキャンプ場を作り、生活の導線を考えながら建築していく。
そこには「ショップ」を作ることもできるので、軽い街のようなものも作成可能だ。
クラフト要素は、Falloutシリーズに深みを持たせることに成功した。
おかげで、より長時間ハマることができた。
Fallout4にハマる理由④焚火しながら椅子に座れる

焚火で癒される
「焚火しながら椅子に座ってボケーっとする」
FO4はこれができる唯一のゲームかもしれない。
僕はオープンワールドのゲームでゆったりするのが好きなのだが、まず椅子に座れるゲームが少ない。
「GTA5」ですら椅子に座れない。
でもFallout4なら椅子に座れる。
だからプレイヤーを休ませてあげることができる。
そして焚火。
僕は焚火好きだ。
FO4の世界には時々たき火が存在する。
街のそこかしこにある焚火を見つけると本当にテンションが上がる。
クラフト要素でも、「キッチン」という名目で焚火のようなものを作成できる。
それはちゃんと光源としても作用するため、僕は家の中にキッチンを作りまくった。
電球の灯りと違い、たき火の灯りは落ち着く。
でも、このやり方だと自分の拠点でしか焚火を起こせない。
本音を言えば、自分の出先、旅先でも気軽に焚火を起こしてキャンプをしたい。
そしてついにそれも叶った。(次項で解説)
Fallout4にハマる理由⑤MODが使える
Xbox one・PS4というコンシューマ機でもMODが使える。
僕はPCで本気のゲームをしたことが無いので知らなかったが、MODはめちゃくちゃ便利で面白い。
例えば、便利なもので言えば「クイック取引(Quick Trade)」がある。
商人と取引をしたい場合、FO4ではある程度の会話が必要となる。
だから、取引をする度に同じような会話を何度も繰り返すことになる。
しかしMODによって、「Xボタンでクイック取引が出来る」ようになった時は、心底感動した。
このように、MODでストレスをどんどん無くすことが出来る。
それだけじゃなく、水の表現をキレイにしたり、アベンジャーズの世界感のキャラクター、武器を登場させたりなどが無料でできる。
僕が心の底から望んでいた「キャンプ」もMODによって追加された。
・「QuickTrade」:商人と取引する際、無駄な会話を端折り速攻で取引モードに移行できる
・「Campsite」:焚火、テント、寝袋などを追加。それらは自分でクラフトで生成し、拠点以外でも設置可能。本格的に世界を放浪できる。(寝袋はもちろん、サバイバルモード時の“セーブ”としても利用できる)
・「Start Me Up」:オープニング(Vault111を脱出するまで)を完全に端折れるMODS。周回プレイの際にオススメ。
・「SURVIVAL QUICK SAVE」:装備品を配置するショートカットメニュー内に、「セーブコマンド」をセット出来る。サバイバルモードでは、これを使えばどこでもセーブできるようになる。
※上記MODSはXbox one版で追加できたもので、PS4版では規制により追加できない場合があります。PS4版では、少なくとも「Start Me Up」「SURVIVAL QUICK SAVE」は追加できないのは確認しました。
Fallout4にハマる理由⑥キャンプができる
MODの中でも一番嬉しかったのは「キャンプキット」だ。
焚火セット、寝袋、テントなどのアイテムが追加されるMODで、このMODのおかげで僕の夢は叶った。
好きなところへ行き、好きなように焚火で暖まりつつ料理を作りそれを食べ、寝ることができるのだ。
これは本当に至福で、僕はいつもウットリしながらプレイしていた。
参考ページ:
Campsite
Fallout4にハマる理由⑦イースターエッグがある

「ブレードランナー(1982)」を想起させるオブジェクト
隠し要素やオマージュが多いのもFO4の特徴だ。
イースターエッグとは、開発陣がプレイヤーに向けて残した、メタ的なメッセージのようなものだ。
例えば、FO4には以下のイースターエッグがある。
・映画「エイリアン2」に登場する文字列を持った電子部品
・映画「グッドウィルハンティング」を想起させる死体の配置
・映画「ブレードランナー」を想起させる死体の配置
・ゲーム「グランドセフトオート」をモチーフにした事件記録
などなど。実際にはもっとたくさんある。
イースターエッグを見つけるとやはりテンションが上がる。
ネットでイースターエッグの情報を調べ、それを実際に探しに行くのもまた一興である。
FO4は、荒廃した世界を散策するゲームとあって、特にイースターエッグとの相性が良い。
Fallout4にハマる理由⑧コズワースの声優がスターウォーズのアイツ
これは裏ネタのようなところなのだが、FO4に登場するロボット「コズワース」は、スターウォーズに登場する「C3PO」の喋り方、声をモチーフにしてるらしい。
海外版の声優は知らないが、日本語吹き替え版では「C3PO」の声優がコズワースを担当するという奇跡が起きている。
これによる投入感は半端じゃない。
きっと、本国の製作陣も予想外の出来事だったと思う。
Fallout4にハマる理由⑨戦闘が楽しい
当たり前のことだが、大事なことだ。
FO4は戦闘が楽しい。
そこそこ臨場感のあるシューティングで、カスタマイズにより武器にも愛着が沸く。
また、自分なりに縛りプレイを設けることでより一層戦闘を面白いものにできる。
例えば僕が好きな「戦闘縛り」は以下だ。
・現実ではこんなに大量の武器を持てるはずがないので、持ち歩く武器はショットガンとハンドガン。しかし現地で拾った武器は使っていい。
・拠点出発時、所持弾数は200発未満にする。しかし現地調達で弾数が増えるのは構わない。
これだけでもゲーム性がガラリと変わり、よりハードでストイックな戦闘が楽しめるようになる。
というよりむしろ、FO4は終盤は強武器祭りになるので、自分で制限してプレイした方が絶対に楽しめる。
Fallout4にハマる理由⑩行動の選択肢が多い
FO4は自由度が高い。
その自由度の方向性はGTAシリーズとは大きく異なる。
僕が言いたいのは「オープンワールドだから自由度が高い」ということではない。
FO4は行動の選択肢が多いのだ。
例えばFO4には「インスティチュート」という機関が登場する。
基本的には敵として登場する機関だが、ストーリー上そちらの味方としてプレイすることもできる。
しかし僕は、インスティチュートと仲良しになれるチャンスがあった時に「ノーサンキュー」の答えを出した。
その場で彼らを撃ち殺し、協定を破綻させた。
というのも僕が「インスティチュートの理念に賛同できなかったから」である。
大抵のゲームは、実際のプレイヤーである我々の意志に関係なく物語が進む。
そしてゲームを進めるために仕方なく我々は従う。
しかしFO4はその理不尽から解放されるのだ。
嫌ならそのクエストが中断されるように破壊の限りを尽くせば良いし、隅々までプレイしたいなら相手の言う事に従えばいい。
FO4はその辺りも分かっているようで、クエストを進めているといくつかの分岐が発生することが多い。
これは非常に面白い。
実際に2周目のプレイではインスティチュートに味方したのだが、大量のクエストがあったことに驚いた。
1周目のプレイではそれらを全て反故にしたのだから、製作陣の寛容さが計り知れる。
Fallout4にハマる理由⑪サバイバルモードがある
僕は荒廃した世界で生き抜くことに並々ならぬ憧れがある。
FO4購入後しばらくして、大型アップデートにより「サバイバルモード」というのが実装された。
喉の渇き、空腹、睡眠不足などの症状が追加され、プレイに緊迫感が生まれた。
僕が求めていたのは正にコレである。
むしろ僕が本気でハマリだしたのは、サバイバルモードが実装されてからと言っても過言ではない。
Fallout4にハマる理由⑫可愛いキャラが多い
FO4の地味に素晴らしい点だ。
ロボットのキャリー、新聞記者のパイパーなど、可愛いキャラが数多く登場する。
しかも上手くやれば、彼女たちとロマンスにまで発展させれるのだから面白い。
恋愛ゲーにハマる人の気持ちが少し理解できたかもしれない・・・。
極めつけは犬だ。
なぜか「ドッグミート」という名前が付いているが、僕が一番多く旅の時間を共にしたのは間違いなく彼だ。
けなげな犬との冒険は非常に面白かった。
Fallout4にハマる理由⑬街が活きてる

活気溢れる「ダイヤモンドシティ」
僕はオープンワールドが大好きで、「GTAシリーズ」「FAR CRYシリーズ」「セインツロウシリーズ」「ジャストコーズシリーズ」「ウォッチドッグス2」
「ライオットアクト(crackdown)シリーズ」他、様々なオープンワールドをプレイしてきたが、特にフォールアウト4にハマる理由は、街が活きているからだ。
フォールアウト4をプレイしている間、まるでVR装置を取り付け、意識を全てゲーム内に落とし込んだかのような投入感が感じられる。
なぜフォールアウト4にだけここまでハマれるのか?
それはフォールアウト4が、荒廃した世界が舞台なのに街がイキイキとしているからだ。
NPCには大量の行動パターンと膨大な量のバックボーンがあり、街を構成する要因の一つとなっている。
オブジェクト数も多いので、まっさらなオープンワールドをやってる時の寂しさが無い。
ちなみに「inFAMOS」は街が全然生きてなかったので、オープンワールドとして観た場合はかなりの寂しさを感じた。
僕の中では、「街が活きているオープンワールド」は、フォールアウト4とGTAシリーズ(特に5)しか無いと思っており、その中でもフォールアウト4>>>>>>GTA5くらいの差がある。
僕がFallout4(フォールアウト4)にドハマりした13の理由:まとめ
2015年末に発売されたゲームに対しての記事だ。
かなり今更な感じだが、忘れられないXbox Oneのゲームなので、かなり心に残っている。
早く続編をプレイしたい。(追記:fallout76は見なかったことにした)
続編じゃなくてもいいから、似たようなシステムで散歩やサバイバルを楽しめるゲームをプレイしたいと強く望んでいる。
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