【R6S】「初心者向け」と「アンチ初心者向け」オペレーター解説

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今回はR6S初心者向けに、「初心者向けオペレーター」「アンチ初心者向け(上級者向け)オペレーター」をそれぞれ紹介します。

ただし「上級者向け」と言えど、上級者は臨機応変にオペレーターをピックできるので、飽くまで「初心者がピックすると少しきついかも」という程度で捉えてもらえばと思います。

というわけで、まずは「初心者向けオペレーター」から解説します。

初心者向けオペレーター解説

選定条件

①アビリティが、戦闘中に臨機応変に使うものではない

②マップを覚えてなくても味方の役に立てる

③武器が扱いやすい

まず、オペレーターのアビリティは「一度設置したら終了」系のものと、「戦闘中に臨機応変に切り替えるもの」の2つに分けられます。
シージは展開がスピーディーなので、「臨機応変に切り替える」タイプのアビリティだと、そちらに気を取られて事故死してしまう可能性があります。
だから「設置」系のアビリティ = 初心者向けと私は捉えます。

また使用武器もオペレーターによって異なるので、扱いづらい武器しか持っていないオペレーターも、上級者向けとして扱います。

初心者向けオペレーター①ROOK(防衛)

初心者向けオペレーター①ROOK(防衛)

味方全員が装着できる「アーマープレート」を配布できるオペレーターです。
「アーマープレートを置いた瞬間に仕事終了」というオペレーターなので、どのサイトでも初心者におすすめされています。

実際のアマプレの効果は「体力+10UP」「ヘッドショット以外は必ずダウン状態になる」という地味なものですが、確実にチームに役立ちます。

また「MP5」というメイン武器は非常にバランスが良く人気が高いですね。

 

R6Sを始めてしばらくはルークに依存しておいて問題ないでしょう。

未だに僕も「今日はちょっと調子悪いなぁ」という時にROOKをピックします。

初心者向けオペレーター②イェーガー(防衛)

初心者向けオペレーター②イェーガー(防衛)

イェーガーは、「初心者向け」という条件に加え、上達するうえで欠かせないオペレーターです。
イェーガーのアビリティは「ADS(アクティブディフェンスシステム)」という、敵の投擲物を無効化するガジェットの設置で、一度設置してしまえば後は特に動かす必要はありません。

しかし「どこに設置するか?」はとても重要
基本的には定石があるので、味方や敵が設置していたのを覚えて、同じところに真似ておけば問題ありません。

またある程度分かってくると、「敵がどう攻めてくるか?」を考えながら設置することになるので、思考力が身に付きやすいオペレーターでもあります。

僕の経験で恐縮ですが、実際にイェーガーを使い倒してゲーム性を覚えました。

初心者向けオペレーター③FROST(防衛)

初心者向けオペレーター③FROST(防衛)

フロストのアビリティは「ウェルカムマット(フロストマット)」の設置です。

フロストマットはいわゆる「トラばさみ」で、敵が踏んだ瞬間に即ダウン状態に入ります

 

イェーガーのADSと同じく、フロストマットも「敵がどこから攻めてくるか?」を考えながら設置する必要があるので、自ずと戦略やマップについて理解が進みます。

またフロストはアビリティが「即ダウン」と凶悪なので、その存在だけで敵にとってストレスだったりします。

武器は扱いやすいですがレートが低いので、近距離だと撃ち負けがち。
だから「あまり近距離戦に持ち込まない」というところも意識すると良いでしょう。

こうやって、少しずつ「戦い方」も工夫していけば、勝率は確実に上がります。

初心者向けオペレーター④LION(攻撃)

初心者向けオペレーター④LION(攻撃)

ライオンのアビリティは「ライオンドローン」で、1秒間敵の動きを封じ込めます。(実際には「その1秒間の間に動いた敵プレイヤーは位置バレする」という能力なので確信は出来ませんが。)

このアビリティは3回使えます。
そして対象が「全敵プレイヤー」なので、イコール「全味方プレイヤー」に同時に役立ちます

僕はLIONをよくピックしますが、基本的には自分がヤバイと思ったシチュエーションで発動して問題ありません。

例えば罠にかかったり、撃ち合いで劣勢になって、退避する直前で発動したりなど。
結構それで延命に繋がったことも多いです。

あとは、自分以外のところで撃ち合いが発生したり、味方がプラント(ディフューザー設置)を始めたタイミングで発動するのも良いですね。
なんとなく「盛り上がってきたな」というタイミングで発動すれば間違いありません。

というように、アビリティの使用状況がオールマイティで、判断が簡単なので初心者に非常にお勧めです。

初心者向けオペレーター⑤MUTE(防衛)

初心者向けオペレーター⑤MUTE(防衛)

MUTEのアビリティは「シグナルディスラプター」というジャミング装置の設置です。
ジャミング装置にはいくつかの効果がありますが、メインは「ドローンの侵入を防ぐ」ですね。

シグナルディスラプターは4つまで設置でき、「ドローンが入ってきそうなところ」に設置すれば良いので、使い方も難しくありません。
また、「イェーガー」「FROST」同様、一度セットすれば後は戦闘に集中できるというメリットもあります。

 

そしてメイン武器の「MP5K」も非常にバランスが良い。

準備フェーズが少し忙しいですが、イェーガーと同等レベルで初心者向けだと思います。

初心者向けオペレーター:その他

攻撃側:
サッチャー(EMPグレネード)
テルミット(強化壁を割る)
ゾフィア(壁やガジェットを破壊する)
スレッジ(木製の壁や敵のガジェットをハンマーで破壊)

防衛側:
リージョン(毒針の設置)
カイド(補強壁などに電流を流す)
カプカン(出入り口に罠を仕掛ける)
など

では、次項から「上級者向け」のオペレーターを解説します。

上級者向けオペレーター解説

選定条件

①戦闘中に臨機応変に使い分けるタイプのアビリティ持ち

②癖が強い武器しか持てない

※冒頭でも書きましたが、飽くまで「初心者には扱いづらいかも」という意味での紹介になります。「上級者ならこれらのオペレーターを使おう」という意味はありませんので、ご了承ください。

上級者向けオペレーター①HIBANA(攻撃)

上級者向けオペレーター①HIBANA(攻撃)

HIBANAのアビリティは「遠くから強化壁に穴を開けられる」で、役割は明確ですが、武器の癖が非常に強いです。
マガジン装弾数が少ない高レート(更に高反動)の武器しか持てないため、初心者には制御が難しいと思われます。

また、テルミットもそうですが、強化壁を破壊できる「割り職」と呼ばれるオペレーターは役割がとても重要で、壁を割る前に殺されたら、他の味方が攻めづらくなります。

武器の癖を掴むためにテロハントで練習し、自分の生存率を挙げてから積極的にピックすると良いでしょう。

上級者向けオペレーター②CAPITAO(攻撃)

上級者向けオペレーター②CAPITAO(攻撃)

CAPITAOのアビリティは「タクティカルクロスボウ」で、スモーク&火矢を放てます。
まず、「火矢」は範囲が広く、そして味方にもダメージが入るためフレンドリーファイアの危険性があります。

何より戦闘中に臨機応変に使い分けるタイプのアビリティである為、もし判断を誤ったら大きな隙が生まれます。

 

慣れるまで負け続けるのは仕方ないですが、まずR6Sというゲーム性を完全に理解するまでは、ピックは控えた方が良いでしょう。

上級者向けオペレーター③DOC(防衛)

上級者向けオペレーター③DOC(防衛)

DOCのアビリティは「スティムピストル(味方および自分の回復)」です。

R6S初心者の中には、「味方を回復させられるからDOCは初心者向け」と捉えている方も多いようですが、真逆です。
DOCは上級プレイヤーが使わないと輝きません

というのもまず、アビリティが切り替え式である為、スティムピストルを構えている間、完全に無防備になります。
場合によっては、テンパって敵に向かってスティムピストルを発射するというミスもあり得ます。(敵もちゃんと回復する)

しかも「負傷した味方をサポートする」という役回りなので、チーム全体をケアしないといけません

このように、DOCには常に難しい状況判断や取捨選択が付きまとうので、スコア上位に入るくらい活躍し出してからピックした方が良いでしょう。

上級者向けオペレーター④SMOKE

上級者向けオペレーター④SMOKE

SMOKEのアビリティは「ガスグレネード」です。
ガスグレネードは敵味方問わずダメージが入るので注意が必要。

CAPITAO程ではないですが、こちらもチームキルの危険性があります。

また、ガスグレネードも「敵がピークしてきそう」なところを目掛けて放り投げる必要があるので、戦闘中の選択肢が増え、臨機応変な対応が必要になります。

何より、SMOKEは貴重な「工事要因」です。
メイン武器をショットガンにし、準備フェーズで壁に穴を開け、通路を確保するという仕事があります。

 

だからちょっと遠い距離の相手と戦う場合、サブ武器のマシンピストルで応戦することになり、こちらは制御が非常に難しい。

SMOKEはほぼ間違いなく上級者向けのオペレーターです。

上級者向けオペレーター⑤BANDIT

上級者向けオペレーター⑤BANDIT

BANDITのアビリティは「ショックワイヤーの設置」で、強化壁などに電流を流し、THERMITやHIBANAの壁割りを防ぐことが出来ます。

BANDITはアビリティの目的が明白なため、初心者にお勧めしやすい気もします。
ですがメイン武器の「MP7」の反動がそこそこ強く、制御が難しい

また、上級者が扱うことで、「餅つき」という高等テクニックが使えるので、重要な局面では上級者に譲ってあげた方がチームの勝率が上がる可能性があります。

餅つきとは、THERMITのヒートチャージ設置モーションと同タイミングでショックワイヤーをセットすることで、ヒートチャージを無効化するというテクニックです。

そう難しいテクニックでは無いですが、餅つきに集中し過ぎたら他の敵に撃たれて死ぬ可能性もあるし、また、餅つきに失敗したらヒートチャージで死ぬというリスクもあります。

 

その為、「初心者には難しい」と言い切れるオペレーターではありませんが、「上級者が使った方が全体的な勝率が上がる」と感じます。

上級者向けオペレーター⑥CAVEIRA

上級者向けオペレーター⑥CAVEIRA

CAVEIRAのメインアビリティは「尋問」で、敵をダウンさせた後に尋問を発動すると、他の敵の居場所を数秒間赤裸々に映し出してくれます

まず大前提として、CAVEIRAは尋問に成功しない限り他の味方の役に立ちません
そして尋問に成功するためには、しっかりと敵を倒す技量が必要です。

メイン武器(実際にはサイドアーム)「ルイソン」は確かに強いかもしれませんが、いわゆるハンドガンなので、初心者がそれだけでキルを取るにはやはり落ち着きとテクニックが必要です。

尋問に成功した時のアドバンテージは大きいですが、それまでの道のりが険しい、確実に上級者向けのオペレーターです。

【R6S】「初心者向け」と「アンチ初心者向け」オペレーター解説:まとめ

以上、初心者向け&上級者向けオペレーターの紹介でした。
シージは至る所で「玄人向けのFPS」と言われてますが、セオリーはあらゆるサイトで紹介されています。
だから間口は広く、参入しやすいゲームだと思います。

他のFPSにはないストイックかつ戦略的なゲーム性は本当に面白く唯一無二なので、R6Sの購入を検討している方や、一度買ったけどあまりに難しくてリタイアされた方は、上記の「初心者向けオペレーター」を入り口とし、是非是非プレイしてみてください。