シージは何故こんなに長く愛されているのか?
何故こんなにエンターテイメント性が高いのか?
それらの答えは、「シージにはドラマがあるから」だと思ってます。
他のFPSと違い、シージにはドラマがあります。
それが最高に面白い点です。
そんなわけで私は昨日、1vs5という状況から大逆転勝利を収めました。
もちろんまぐれですが、それについて分析します。
1vs5をひっくり返した時の動画
自分の動画ってやっぱ気持ちいっすなー!
何度見てもあの時の興奮が蘇る。
というわけで今回の状況を振り返ります。
状況解説
マッチタイプ | ランク |
---|---|
この時の自分のランク | シルバー1か2 |
マップ | 銀行 |
ボム | 資料室・窓口オフィス |
使用オペレーター | ジャッカル |

自分以外の味方が全員死に、残り時間は50秒。
この瞬間、僕はちょうどヴァルキリーと撃ちあっていました。
なので少なくともヴァルキリーだけは「残り一人はここにいる」と知っています。
そして僕が結構クソエイムでヴァルキリーと長期戦をしていたこともあり、ヴァルは一気に突っ込んできました。
そこをギリギリでカット。

1人目:ヴァルキリーをカット
今更ですが、そもそもスコアが0:3で、ここまで敵がストレート勝ちしています。
この時点で僕たちは1勝も出来てないんです。
そしてその状況での1vs5ですよ。
たぶん誰もが「あ。これ負けたな」と確信しました。
正直僕も全然自信が無かったので、ある意味気が楽だった部分もあります。
そしてすぐに二人目、「ミュート」が近付いてきました。

2人目:階段から降りてきたミュート
このミュートさんも明らかに油断してました。
下手すりゃ僕が撃ち負けてたタイミングでしたが、たぶんC4か何かを装備してたせいで反応が明らかに遅れてます。
さて、ここまでは割とあるあるの範疇。
皆さんも心当たりあると思いますが、「味方が誰も死んでない状態で敵が残り一人になった」となれば、肩の力が抜け、無闇な索敵モードに入ると思います。
「せっかくだから俺がラスキルもらおう」という気持ちのプレイヤーが多いはず。
僕が刈り取った「ヴァルキリー」と「ミュート」の挙動は明らかにそれでした。
そもそも敵は3ポイント先取しているので、ここに来て1vs5がひっくり返されるとは思ってもいないはず。
完全に油断してます。
このように最後の一人になった場合は敵が油断する為、最初の2人は意外と狩りやすかったりします。
しかし問題はここから。
「おいおい二人やられたぞ。」
というところで、敵は一気に慎重になりました。

3人目:慎重なペースで忍び寄ってきたエラをカット
これも中々危なかった。
でもギリでエラをカットしました。

ドローンで索敵
ここで思い出したようにドローンを見ます。
しかし「あと15秒」というアナウンスが流れたので、自分の理想通りの索敵ができず、ここから半ばヤケクソ気味にツッコみます。
あと、僕の中ではドローンをカウンターの向こう側まで放ったつもりだったのに、カウンターの手前で着地してたのも予想外でした。

残り8秒!ダメモトで突っ込む

残り4秒!とりあえず決め打ちしながらボム中へ
敵は二人。
資料室と受付に1人ずついると踏んでおり、最悪1人だけでもカットできればと思い決め打ちしながら入室しました。
しかし敵はいません。
というわけで、もうやるしかありません。
時間ギリギリでディフューザーを設置し、延長に持ち込みます。

残り1秒!ディフューザー設置!
延長になった時のこの音楽堪らない・・・
正直言って、設置中は生きた心地がしませんでした。
「どうせ陰から出てきて撃ってくるんでしょ?」
そう思っていましたが、なんと設置成功。
何故か敵は二人ともボム中は守っていなかったようです。
そして有刺鉄線に足を取られながら退散し、さっき決め打ちした分のリロードをします。

隠れて体制を立て直す

4人目:イェーガーを狩り取る
見事にヘッドショットが決まりました。
そして場所を少し移動し、反対側を見ます。

ディフューザーを設置した側を気にかける
そしたら案の定そちらからドクが顔を出してきました。

5人目:ドク
やったー!
分析
先ほども書きましたが、「3点先取していた」という状況だったので、敵は明らかに油断していました。
ランクマでたまにある「強烈な力量差」です。
「これバランスおかしいって。明らかに敵の方が強いじゃん」というマッチがたまにありますよね。
正しくその感覚。
たぶんそれは敵も感じていたはず。
だからこその油断。
そしてそれが最初の2キルに繋がってます。
更に、僕が「サプレッサー」を装備してたのも大きかったと思います。
僕はエイムに自信が無いので基本的にはサプを付けてません。
しかし、「孤立して行動する系のオペレーター」にはサプを付けたりします。
そしてそれは攻撃側ではジャッカルのみです。(飽くまで僕の定義)
たぶんサプレッサーを装備してなかったら、ボム中へ決め撃ちしながら入った時点で位置バレしていた為、ディフューザー設置中に駆け寄ってきた敵に殺されていた事でしょう。
でもサプのおかげで何とか位置バレを防げたんだと思います。
そしてディフューザー設置後は、割と僕のペースでした。
あの状況なら、どう考えても両方向から出てくるはず。
どちらが先に出てくるかまでは分かりませんでしたが、自分の直感に従い、先に警報が鳴る方の入り口を警戒していました。
そしたら案の定イェーガーが来てくれたので、ここは難なくカット。
その後のドクも、あと数秒待って「もしかしたら、裏をかいてイェーガーの方から顔を出すかも」と考える隙を与えられたら、僕は危うかったかもしれません。
でも僕がヤマを張っていた方から、僕が思い描く完璧なタイミングで登場したので、ドクのカットもそこまで難しくはありませんでした。
今回の5人の中では、1人目のヴァルキリーが一番難しかったですね。
まとめ
1vs5からの5人抜きは、そこまで珍しいものではありません。
「シージ 1vs5 逆転」でYoutube検索すると大量にヒットします。
しかし実際に自分がそれを達成できたら嬉しいもの。
こうやって分析し、「何故勝てたのか」を考えるのもシージの楽しみの一つですね。
そういえば、海外のプロリーグで「1vs5からの逆転勝利」がありました。
最後の一人を倒した後、客席は当然大歓声でしたが、一番前に居た女性が「oh my god…」みたいな、手で口を覆って泣きそうなリアクションだったのが凄く良かったw
凄まじいプレイを見せつけられると、何故かウルってきちゃいますよね。
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