【DOOM: The Dark Agesレビュー】Eternal信者的にどうなの?

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Doom最新作「DOOM: The Dark Ages(ドゥーム ダークエイジ)を10時間程プレイしました!
(PC版、キーボード&マウス環境)

まだまだ序盤~中盤くらいの進行度ですが、プレイ前に抱いていた「Doom Eternalが大好きだったけど、そっちと比較してどうなのか?」がだいたい分かったので、ほぼその観点でレビューします!

こんな方におすすめ
・エターナルはめっちゃ好きだったけど、ダークエイジとのゲームプレイの差を知りたい
・爽快感はあるのか気になる
・実際にプレイした感じ、スピード感はあるのか知りたい
ぱっかん
2024年末にセールで購入したEternalでドゥームデビュー。立体的でスピーディなプレイ体験の虜になった人。(Eternalでは「マスターレベルのスーパーゴアネスト ウルトラナイトメア」はクリア済

「DOOM: The Dark Ages」シンプルなレビュー

難易度「ウルトラバイオレンス」で、ゲームスピード「150%(最大速度)」で10時間ほどプレイ。
(ゲーム速度上げるとキャラクターボイスも早口になります笑)

「やっとドラゴンに乗った」くらいの進行度です。
(追記:最終的にメインストーリーまで終わらせました。プレイ時間は15時間程度)

忙しいガンファイトの中で「快適に戦える戦闘パターン」を見つける楽しみはEternal同様。

敵の種類に応じた「武器」や「立ち回り」を選んで戦う、という「王道ながらも楽しいプロセス」を経て、地獄の軍勢を打ちのめしていくのは楽しい。

Eternalで肝となっていた「回避」は「パリィ(盾受けカウンター)」に完全シフトしているが、「パリィ」をするために何をする必要があるか、や、「パリィ」の後にどう繋げるか?のルーチンがちゃんと出来ているので、一連の流れが気持ち良い。

「巨大ロボファイト」や「ドラゴンファイト」は、正直ミニゲームの領域を出ないが、苦痛というわけではなく、箸休めとして楽しめる。

重厚感の演出のためか、やたら「スローモーション」が多い。
「プレイ中のスローモーション効果は設定で切れるだろ。」と思ってオプション探したが無かった、たぶん。

 

というわけで次項より細かく解説していきます!

追記:「Eternal」と「The Dark Ages」のプレイ感の違い

プレイ時間20時間くらいで追記

「Eternal」は本物の楽器。
「Dark Ages」は音ゲー。

という例えが個人的にしっくり来る。

Eternalは「楽器」です。
ナイトメアでの「最適解」はあれど、プロセスの自由度が全然違う。
その「最適解」も、「最適なテクニックが出来ずに実現できない」という人も多く、結果、人それぞれの難易度の譜面があるイメージ。

例えば「速弾きが出来ない」「スウィープ奏法が出来ない」などで、断念するが、別の方法で解決できる。

キャラコンにしても敵の倒し方にしても。

「よりハイスピードにクリアしたいなら“上級者向け譜面”」
「とりあえず正確にクリアしたいなら“初心者用譜面”」

反面「Dark Ages」は、「音ゲー」。
「最適解」の選択肢がEternalよりは少ない。

(「実際にパリィのリズムを合わせる」という意味でも音ゲーの例えは近いが本題では無い)

「Eternal」が「本物のギターやピアノ」のように、「上達するまでに苦戦するが、一度基礎・理論を叩き込めば縦横無尽に演奏出来る」という快感があるのに対し、
「Dark Ages」は、「誰でもそれっぽいプレイが出来るフォーマット」という違いを感じた。

エターナル信者が抱いていた心配

 

Doom Eternalにハマっていた僕は、新作の話を聞いた時「当然Eternalの遺伝子を受け継ぐよな」と思いました。

でもDoomシリーズって、作品ごとに大きくコンセプトが変わるんですね。

Doom2016では「ラン&ガン」
Doom Eternalでは「ジャンプ&シュート」
Doom Dark Agesでは「スタンド&ファイト」

で、予告映像とか見ていて僕は以下の点が凄く気になってました。

・スピード感はあるか?
・爽快感はあるか?
・戦闘パターンは多いか?
・Eternal並に忙しいか?

実際どうだったのか(Eternalファンとして心配だった箇所)

スピード感はあるか?

僕が「150%」の速度でプレイしてるからかもですが、スピード感に関しては申し分無いです。
「もったりしてる感」は全然感じません。
(150%だと通常移動速度はEternalより早い)

さすがにEternalのように「ステップダッシュ」は無いですが、スプリントは用意されてます。
しかもオプションで「オートスプリント」があり、それをONにすると「前進キー」押下中は常にスプリントします。(スタミナも無いので延々ダッシュ)

(スレイヤーがちょっと高い位置からジャンプ着地しただけでも雑魚敵が一掃されるような重量感なのに、なんかドスドス早歩きしててちょっとおもしろい。)

移動に関しては、「ガード → 近接攻撃を放つと、ロックオン中の遠い敵までジャンプする」ことが出来、これを応用して緊急回避をします。(多用)

 

この回避方法が少し「ミートフック」っぽいですね。

本作は要所要所で「ロックオン」を使うので、それが一切無かったEternalと比較すると、動きがややや直線的で、瞬間的な行動の自由度は低くなっています。

これは難易度にもよりますが、多少Eternalよりは簡単な気がします。

が、「被ダメージ量」「与ダメージ量」や、「敵が落とすリソース量」が細かく設定できる事もあり、「Eternalより本当に簡単か?」は断言が難しいところがあります。

補足:難易度設定について

「ウルトラバイオレンス」「ナイトメア」などの「親難易度」を設定すると、その配下の設定(モディファイア)、つまり「被ダメージ量」「与ダメージ量」も設定されます。(というかそれ自体が難易度そのもの)

なので「ナイトメア」とかの親難易度を決定した後にモディファイアを変えたりするのですが、そうなると「それは果たしてナイトメアなのか?」という疑問が生まれるので、「開発者が用意したナイトメアに挑みたい」という意志がある場合は、モディファイアは変えない縛りになると思います。

 

ゲームスピードもモディファイアで設定できます。

「Eternal」と「DarkAges」は完全に別物

DarkAgesをプレイしてて、時々「なんか物足りないな」と思いEternalを起動したりします。
で、Eternalをプレイしていると、確かに楽しいけど「やっぱりDarkAgesやりたい」と思ったりしました。

DarkAgesはDarkAgesなりの楽しみがあるんですよね。
で、それは同じDoomと言えどEternalでは満たせない。

じゃあ「DarkAgesにしかない魅力は何?」と聞かれたら、やっぱりパリィだと思います。
パリィに魅力を感じなければDarkAgesはハマれないかもしれません。

ただ、その判断はやっぱりプレイ動画見ただけじゃ分からない。
「パリィを駆使して戦うのはこんなに楽しいのか」と思うか、「作業でしかない」と感じるか。

気になる方は、XBOX GAME PASSでプレイしてみてください。(執筆時点ではDoom: The Dark Ages有り)

爽快感はあるか?

正直、Eternalの「スムーズに武器スワップしつつ、柔軟に回避しながらヘビーデーモンをなぎ倒していく」爽快感には及びません。

「高速武器変更(クイックスワップ)」が気持ち良すぎました。
(でもクイックスワップはパッドだと出来ないし、そもそもバグ技みたいなもんだし無くなったのは仕方ない)

じゃあDarkAgesに爽快感は無いのか?と言われれば、「Eternalの7割くらいはある」と思います。

肉肉しい射撃感はむしろレベルアップしており、「射撃してるだけで楽しい」というFPSとして基本的な部分はしっかり満たしています。

破壊可能オブジェクトの存在

ゲームプレイに一切影響しないですが「その辺の雑多オブジェクトが破壊可能である」点も、本作の爽快感アップに大きく貢献しています。

ただ移動してるだけで、マップ端の樽や箱、露店のようなものが勝手に壊れていくのですが、こういった環境リアクションがあるだけで、操作そのものの心地良さが増して、「もっと隅々まで移動してみよう」という気にさせてくれる。

戦闘パターンは多いか?

 

見出しの意味が分かりづらいかもですが、僕は「戦闘ルーティンが楽しいか」を凄く意識してプレイしています。

もし「戦闘」に作業感が出ちゃうとどれだけA級タイトルでもハマれない。
そしてこれはプレイ動画見ただけだと判断できず、実際にプレイしないと分からない。

(実際にEternalもプレイ動画を視聴しただけの頃、「自分には合わないな」と思った)

本作のプレイ動画を見て「適宜パリィしつつ、気分によって敵にシールド投げつけてるだけじゃね?」と思った方。

違います。彼らはちゃんと使い分けてました。

まず「パリィ」は特に何かを消耗するわけでも無く、メリットが非常に多いので「チャンスが有る限り多用する」が正解◎

そして「シールド投げ(シールドスロー)」は、「ヘビーデーモンに当てるとスタンする」や「盾持ちの敵を吹き飛ばす」などの用途があるので、ちゃんと意味がありました。

 

(映画「キャプテン・アメリカ」シリーズを観ながら「回収できないリスクもあるのに、盾をそんなぽんぽん投げるメリットある?」とか思った方も、ダークエイジでは投げまくってください)

もちろん、シールドを投げている間「パリィできない」などのリスクがあります。
しかしそのリスクを背負う程のリターンがある。

Eternalでも完璧でしたが、「敵を倒す」にせよ「自身の回復」にせよ、「リターンを得るためにリスクを負う必要がある」というバランスが非常に良く、結果として「無心で戦闘してるだけで心地良い」と感じられます。

Eternal並に忙しいか?

Eternalには「神回避 × クイックスワップでアリーナを達成出来た時の全能感」がありました。

ダークエイジでそれ(全能感)を感じることは、たぶん無いです。

完全に個人の感想ですが、その「全能感」はやっぱり「Eternalがクソ忙しいゲームだったから発生した」んだと思ってます。

(そもそも本作で「ナイトメア」未達なので語る資格は無いのですが、、、)

 

他のことで例えるなら、「Apexで高難度のキャラコンを覚えた時の嬉しさ」、もしくは、「初めてスケボー乗れるようになった時のあの瞬間のカタルシス」は、たぶん本作では得られません。

だけど本作のコンセプトは「スタンド&ファイト」。
「もうキャラコンとかウンザリ」という方向けのデザインなので、これに関しては僕が楽しみ方を間違ってます。

というわけで、「Eternalのあの忙しさが好きだった」という方には少し物足りなく感じるかもしれません。

「ドラゴンファイト」「ロボファイト」はどうなの?

【DOOM: The Dark Agesレビュー】Eternal信者的にどうなの?: 「ロボファイト」「ドラゴンファイト」について
ロックオンしてる状態。敵がこのような「左範囲」の攻撃を出してきたら、タイミング良く右避けを行う

「メインのゲームプレイとは違うスタイルの戦闘シーン」は、基本全てミニゲームだと思ってます。

だからトレイラーで「巨大ロボ」とか「スケールでかめの◎◎」とかが登場しても、あまりワクワクしない。

「こんな心持ちだったから」ってのもありますが、全く予想通りでした。

メインのFPS戦と比べて「ロボファイト」は非常に大味です。
「でっかいロボに乗ってる!」というロマンを感じなければ、「早く歩兵戦のステージに行きたい」と望むはず。

「ドラゴンファイト」も一捻りありますが、基本的には「ロックオンしてる敵に対してタイミング良く回避してゲージを貯めて、貯まったら反撃」というパターンがメインでした。

 

ロックオンしてる間はその場でホバリングしてるだけなので、空中戦にもかかわらず最も移動の幅が狭い。

しかしこれらのミニゲームは「苦行」ではありません。
やり出したら以外に楽しいです。

BGMについて

完全に好みの問題ですが語ります。

Eternalでは、ヘビーロックサウンドの中にダブステップ的な電子音も混ざっており、そのサイバーな雰囲気が非常に、非常に好みでした。

むしろ僕は、EternalのOSTをYoutubeで聴いて、そこでゲームの存在を知ってゲームを買いました。
「そんな奴居ないだろ」って自分でも思います。

で、本作は時代背景が中世っぽいのもあって、ちょっとオーケストラっぽいというか、テンポもゆっくり目であり、耳に残るようなメロディラインはあまり無いような気がしました。

【DOOM: The Dark Agesレビュー】Eternal信者的にどうなの?:まとめ

傑作ゲーです。

“僕にとって”は「Eternalが神ゲー」で「DarkAgesは傑作」という感じですが、そもそもコンセプトが違うので、真逆に感じるプレイヤーもきっと居るでしょう。

 

「Doom」というブランドコンセプトをしっかり踏襲したうえで、タイトルごとに新しい体験を提供してくれるDoomシリーズ。

僕はハマってます。

が、「Doomかどうかはどうでも良くて、Eternalが大好きだった」という方はちょっと物足りないかも。