【シージの魅力】僕がRainbow six siegeにドハマりする12の理由

この記事はたぶん 11 分で読めます。

もし知り合いに
「なんか長い事盛り上がってるらしいけど、シージって何が面白いの?」
「シージ始めてみたんだけど、楽しみ方が分からない・・・」
という方がいたら、スッとこの記事のリンクを送ってあげてください。

きっと明日には立派な新兵になってるはずです。

さて、シージは何故こんなに人気があるのか?
どんな魅力があるのか?

熱弁します。

※関連記事は最後にまとめて紹介します

※当記事は
「レインボーシックス シージ ハマる理由」
「Rainbow six siege ハマる理由」
「r6s ハマる理由」
「虹ロク ハマる理由」
などのワードで検索される方におすすめです。

レインボーシックス シージってどんなゲーム

日本発売日 2015年12月10日
タイトルや略称 レインボーシックス シージ、Tom Clancy`s Rainbow Six Siege、虹六、R6S、シージ等
プラットフォーム PlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows
発売元 UBIソフト
対象年齢 17歳以上
ジャンル FPS
ゲームモード シチュエーション(チュートリアル)、
マルチプレイ、
テロハント
マルチプレイのルール 爆弾、エリア確保、人質

昨今の大人数対戦時代に珍しい「少人数戦」がコンセプトのゲームです。
しかも全てのルールにおいて「リスポーン無し(復活しない)」という玄人向けのシステムなので、緊張感が半端ない。

Rainbow six siegeにハマる理由

なぜ僕はこんなにシージにハマるのか?
なぜこんなに長くFPSプレイヤーから愛されるのか?
その理由を自分なりにまとめます。

シージにハマる理由①緊張感が半端ない

待ち伏せしてる時のドキドキ感
待ち伏せしてる時のドキドキ感

一人の命がこれ程までに重いゲームが他にあるでしょうか。
自分が死ぬと、他の味方にとってかなりの負担になります。
だから死ねません。

が、逆に、「最後まで生き残ったらどうしよう」というヘタレな考えがよぎってしまい、むしろ中盤で自殺したくなる心境にすらなります。
それくらいヘビーなゲームなんです・・・。

もし自分が最後まで生き残ると、他の味方プレイヤーから常に監視されることになります。
そこでちゃんと冷静になり本領を発揮できるかどうか、まるで「プロスポーツ選手」と同じような状況です。

この緊張感がマジで癖になる。

シージにハマる理由②死んでも役に立つ

監視カメラ
監視カメラ

出来るプレイヤーは死んでも優秀です。

復活できないゲーム性なので、死んでしまったら確かにチームにとって痛手ですが、それでも「マップに設置された監視カメラ」「ドローンカメラ」を見ることができます。

そしてそれらを駆使し味方のサポートができるので、ある意味では死んだプレイヤーは(敵にとって)脅威となります。
でもこれは、どのプレイヤーでも出来る初歩的なこと。

出来るプレイヤーはオペレーターの性能をフルに使い、マップを適切に工事したり、罠、防御物を使い他プレイヤーに貢献します。
それは本人の生存に関係なく活躍します。

こういう「味方への配慮」もシージの魅力のひとつです。

シージにハマる理由③オペレーターの種類が多い

オペレーターは今も増え続けている
オペレーターは今も増え続けている
 

※しばらくオペレーター賞賛が続きます

初期メンバーは、攻撃側、防御側ともに10人ずつの計20人でした。
発売以降1シーズンごとに2人オペずつ追加され、記事執筆時点では総勢30人のオペレーターがいます。

正直、新規参入者にはオペレーターの特徴を覚えるのだけでも相当な労力が必要です。

また、新規オペレーターの追加は、作品としての「装飾」ではなく、もっと核心的な部分に影響を与えてます。
それは次項で解説。

シージにハマる理由④オペレーターの駆け引きが面白い

シージのオペレーター選びはまるでじゃんけん
シージのオペレーター選びはまるでじゃんけん

シージは最終的にはエイム力がモノを言うゲームではありますが、それまでの駆け引きこそ至高です。
特に「オペレーター」においては、少し「じゃんけん」のように、向き不向きがある部分があり、ここを理解しておかないとシージの魅力には気付かないでしょう。

さきほど「新オペレーターが追加されることで、ゲームシステムの核心的な部分にも変化がある」と言いましたが、それは「新規オペレーターの参入によって、既存オペレーターの使い方も変わる」ということです。

新オペレーターの対策として、相対的に特定の既存オペレーターが弱くなったり、強くなったりします。

この駆け引きは本当に面白いです。
例えば大抵のFPSでは、「このマップにはこの武器、そしてこのキャラクターの組み合わせが自分に一番合う」というような「自分ルール」が次第に完成してきます。
しかしシージは、相手の戦略、もとい「相手が選んだオペレーター」により戦い方が大きく左右されるため、「自分ルール」が中々決まりません。
そのため、永遠に自分の戦い方を模索することになります。

この魅力は、昨今のFPSというか、昨今のゲームの中でマジでシージだけかもしれません。

シージにハマる理由⑤オペレーターの個性が強い

トップレベルの可愛さ「ELA」
トップレベルの可愛さ「ELA」

シージはユーザーの飼いならし方を分かっています。
オペレーター一人ひとりにバックボーンを用意しており、それぞれの性格もしっかり肩書に残し、セリフで表現させています。
HIBANAという日本オペレーターの「コンコン」というセリフは、昨今のゲーム界でも屈指のエロさです。

翻訳されて無かったら「Knock Knock」というセリフだったんでしょうか。
もしそうだとしたら、中年女性の言う「コンコン」のエロさには敵わないので日本人で良かったと心から思えます。

さて、「オペレーターの個性が強い」とは、何もキャラ設定だけの話ではありません。
もちろん「ゲームプレイ」にも関係しています。

まず、オペレーターには一人ひとり固有のアビリティ(能力)があり、それを駆使して戦うことが大前提となります。

 

攻撃、防御側のオペレーターをそれぞれ3人ずつ紹介します。

〇攻撃
・アッシュ:グレネードランチャー持って、壁を壊して突入するタイプのオペレーター
・ゾフィア:同じくグレラン持ちだが、どちらかと言うと味方のサポートが得意なオペレーター
・モンターニュ:ライオットシールドで敵の弾幕を防ぐオペレーター

〇防御
・リージョン:罠を仕掛け敵を足止めするオペレーター
・カプカン:罠を仕掛け敵にダメージを与えるオペレーター
・ルーク:味方に防弾チョッキを配布するオペレーター

これらはほんの一部です。

攻撃側オペレーターにて、僕はあえて「グレラン持ち」のオペレーターを二人紹介しました。
この二人は「グレラン」という共通点がありながらも、一人は「突撃型」であり、もう一人は「サポート型」という明確な違いがあります。

また、防御側でも罠オペレーターを二人紹介しましたが、「ダメージ型」「足止め型」とそれぞれ役割が違います。

このように、「似てるけど目的が違うため使用方法が異なるオペレーター」の存在もあり、その辺りの選択肢の多さもシージの魅力のひとつです。

シージにハマる理由⑥他の味方や敵に合わせてオペレーターを選ぶ必要がある

テルミット(英語読みではサーマイトらしい)
テルミット(英語読みではサーマイトらしい)

「必ずしも自分が選びたいオペレーターを毎回選べない」という制約こそシージの醍醐味です。

シージというゲームでは、状況に応じて選択オペレーターを変更する必要があります。

例えば「防弾強化壁」を壊すオペレーターがチームにはほぼ必須です。
もちろんいなくても戦えますが、正攻法で有利な状況を作る為には必要です。

 

そしてその壁破壊オペも、敵が設置した「ショックワイヤー」等により無効化されるため、今度はショックワイヤーを破壊できるオペレーターが味方に必要になります。

この辺りの戦略は「定石」で、シージにはもっとたくさんの組み合わせが存在します。
どんなユニークな組み合わせで敵を崩すか、これを考えるのが本当に面白い。

シージにハマる理由⑦戦い方に色が出る

火力が強いスペツナズ部隊(左から、GLAZ、FUZE、TACHANKA、KAPKAN
火力が強いスペツナズ部隊(左から、GLAZ、FUZE、TACHANKA、KAPKAN

大抵のFPSでは、戦い方があると言っても
・突撃
・裏どり
・スナイプ
程度です。

しかしシージは、突撃一つとってもいくつもの選択肢があります。

攻撃側では壊せる壁をじゃんじゃん壊して進むスタイルもありますが、その壁の壊し方も、ショットガンで壊すのか、グレランで壊すのか様々です。
敵が設置した罠を壊しながら進むのか、それとも食らいながらも気にせず進むのか。
防衛側でも、守衛室にこもるのか、外に出て遊撃に出るのか。

もちろんこれらは「チームのバランス」を考えて適切に変えていく必要があり、個性が出るのはやはり「最後の一人」の時ではないでしょうか。

味方がラスト1で敵が3人という状況ではあきらめて突撃するプレイヤーも多いですが、あきらめずに冷静に立ち向かうプレイヤーこそエンターテイナーです。

あきらめないにしても、真正面から切り抜けたり、または温存していたアビリティやガジェットを使い翻弄しながら戦ったり、プレイヤーのスタイルは様々です。

その中でたまに見せられる「感動の逆転劇」を見ると、「この瞬間に立ち会えて良かった」と心から思えます。

シージにハマる理由⑧死んだ後のサポートタイムも面白い

死んだ後、生き残りのプレイヤーを見て勉強できます。
「ここでこうするのか」

 

この発見はいつになっても尽きません。

また、先ほども書きましたが、1 vs 3という不遇な状況からの逆転を観た時は、「おいマジか・・・」と喜びの声を上げることもあります。

たまに自分がラスト1で活躍して大逆転勝利をした時など、「今の良かった!」と味方プレイヤーからメッセをいただくこともあります。

シージにハマる理由⑨マップの状況が刻一刻と変わる

ミラ窓でより防衛を有利に
ミラ窓でより防衛を有利に

シージの魅力の一つに「マップが破壊できる」というのがあります。

壁を一発殴って穴を開けるだけで、そこは良好なスナイプポイントになります。
自分達を守ってくれる木製の壁にあえて大きな穴を開けて通り道にもできます。

そしてそれらの”工事”は毎回どう施工されるか異なるため、ラウンドごとにしっかり把握しておく必要があります。

さもなくば、「マジかよ!どうやってここに入ってきてたんだよ!」と驚く羽目になります。

 

マップのカスタムを事前にしっかりと把握し、それを応用してプレイする必要があり、これが最高に面白いポイントでもあります。

シージにハマる理由⑩定期的にマップが改変される

個人的に好きな「ヘレフォード基地」
個人的に好きな「ヘレフォード基地」

シージは無料でマップが配信されています。
それももちろんありがたいですが、改良の必要があるマップもちゃんと改善され続けています。

「マップが変わる」というのはその新鮮さだけでも十分面白いのですが、それにより戦い方も変更する必要があるので、マップ改変が加わる度にゲームの寿命が長くなります。

シージにハマる理由⑪プレイヤーと一期一会の連携がある

シージは5 vs 5の少人数戦です。
だからこそ連携することが大前提となります。

基本的には「5人パーティーが最強」ですが、娯楽として戦う場合は「野良5人が集まって出来た烏合の衆(うごうのしゅう)」みたいなチーム構成で戦う事が基本です。
(友達とパーティー組んでやるのが前提なら話は変わりますが)

僕は野良プレイが大好きです。
でもそれは「無鉄砲な一匹狼だから」ではありません。
「見ず知らずの味方と瞬間的に意思疎通を行うのが楽しいから」です。

味方のオペレーターに合わせ自分も戦い方を変え、適度に連携しながらゲームを有利に進める。

例えばチームが残り2人になったら、二人で同じ部屋に戻り、互いに別の入り口を警戒しておくなど、簡単なことですがこういう連携が取れた時に最高のカタルシスを感じます。

また、シャイな日本人野良同士ではボイチャで意思疎通を図りません。
ジェスチャーや身振り手振り、黄ピンで要件を相手に伝えます。

それはまるで物言わぬピエロ。

しゃべらずに、上半身を使って大きく頷いたり、首を横に振ったりして意思表示するおっさん、おばさん世代のオペレーター・・・。
マジで可愛いです。

シージにハマる理由⑫「タチャンカ」という愛すべきオペレーターの存在

タチャンカ(通称タカチャン)
タチャンカ(通称タカチャン)

シージの魅力を語るうえで「タチャンカ」は欠かせない。

タチャンカとはスペツナズに所属する防衛オペレーターで、高い火力を持つ「機銃」を設置できるオペレーターです。
その機銃は強力で、敵が壁の向こうにいようとも壁もろとも粉砕して撃退できます。

 

と、キャラ紹介文だけだとかなり強そうですが、タチャンカはネタになる程弱いです。

タチャンカの愛称は、
・クソザコアイドル
・タカチャン
などなど。

ネットでも、「僕は弱くないタチャ・・・」と語尾にタチャを付けられる始末。

しかもタチャンカの設定の中に「戦場で撃たれて臨死体験をした」というものがあります。
そう。タチャンカは一回死んでいるのです。
弱すぎて、戦場で役に立たなさ過ぎて死んでるんです。

ちなみにタチャンカが弱いのは、そのアビリティである「機銃」のせいです。
シージは非常にスピード感のあるゲームで、撃ち合うにしても、死角からひょこっと顔を出してはまた隠れ、という戦い方が基本となります。

しかしタチャンカの機銃を使用している間、その場から動けません。
緊急回避で「しゃがむ」とかできれば良いのですが、そういうこともできないため、「機銃 = 無防備」な状態となります。

そんな弱さだから、タチャンカをピックしようもんなら除外投票を入れられたりします。

こんな可愛いオペレーター。
愛するなという方が無理です。

シージにハマる理由⑬攻略サイトや情報がたくさんある

FPS系のゲーム実況Youtuberも大抵シージをプレイしています。
個人的にはしょうじさんが好きですね。

また、攻略サイトも非常に多く、シージにおける大抵の悩みはちょっと調べれば解決します。

特にシージはマップが複雑な割にミニマップが存在しないので、とにかく地理情報を覚えるのが大変です。

マップを覚えるにはとにかくプレイするしか無いのですが、R6MAPというサイトも役に立ちます。
http://www.r6maps.com/

マップを頭上から見下ろせ、そして日本語にも対応しています。
詳細な区画名がしっかりと記載されてるのもありがたいですね。

このサイトを作った人は、よっぽどシージが好きなんでしょう。
本当にありがたいです。

とまぁこんな感じで、人気ゲームだけあって有志も多いです。
それに、ゲームをプレイしてない時でも攻略を考えたり、Youtubeで参考動画を漁ったりなど、いろんな楽しみがあります。

シージの不満点も結構多い

こんな神ゲーですが、不満点が無いわけではありません。

シージの不満点①武器の特徴を覚えづらい

僕はCODシリーズからFPSをやり始めました。
そしてCODシリーズはオペレーターという概念がなく、武器や「PERK(パーク)」という特殊能力カードのようなものを組み合わせてオリジナルの兵士を作り上げます。

その為武器メインの戦い方となり、武器の特徴をしっかりと把握できました。
更に、武器に対する愛着も湧きやすく、カラーリング等のカスタマイズも非常に楽しいものでした。

しかしシージでは、オペレーターごとに固有武器が設定されています。
その為、まず「どのオペレーターがどの武器を持っているか」を知る必要があります。

 

各オペレーターの能力、戦い方を覚えるだけでも大変なのに、更に武器の種類まで覚えるのは凄く大変で、結構労力が必要です。

しかもシージの武器カスタマイズ画面は、常時サーバーと連携しているためかかなり重い。
その重さのせいで、微妙なカスタムをするのがおっくうになります。

この辺りも「武器への愛着の湧きにくさ」に拍車をかけています。

シージの不満点②操作性が悪い

これに関しては解決策が分からないので、ただの文句垂れ流しになります。

シージには「リーン」というシステムがあります。
そしてこのリーンは、エイム中にアナログスティックを押し込むことで発動できます。

ちなみにアナログスティック押し込みは、「走り」や「ナイフ」と同じボタンです。

その為操作ミスにより「リーンしたかったけどナイフモーションが発動した」というのが本当に多いです。
特に焦れば焦るほど発生します。

ラス1の味方を見ていても、意味不明なところで良くナイフを取り出すので、やっぱりどのプレイヤーも不満を抱いてると思います。

でもこれはコンシューマ機限定の話です。
PC版は恐らくリーンボタンが独立している為、このような事故は起きません。

シージの不満点③悪質プレイヤーの存在に対して何もできない

FF(フレンドリーファイア)
TK(チームキル)
が有効なゲーム性なので仕方ないですが、ふざけたプレイヤーにわざと殺されることも多々あります。

これは本当に萎えますね。

 

こういう悪質プレイヤーに対してのアプローチもあることにはありますが、実際にはあまり有効ではありません。

例えば、COD MW2というゲームでのマルチでは、「FFがあるモードでは、味方に誤射すると自分にダメージが入る」というシステムでした。
これにより迷惑行為で味方を攻撃するプレイヤーはいなくなりましたが、「わざと味方の射線に入る」という方法での妨害が可能になります。

シージでも、初心者プレイヤーが味方の射線に入って自滅することも大いにある為、「FFのダメージを誤射した側に与える」というのは、それはそれで問題になります。

というわけで、悪質プレイヤーに対する問題も特に解決策が思いつきません。

まとめ:シージは神ゲームでした

緊張感を伴うゲームがしたい方。
いやむしろ、「俺はゲームがしたいんじゃない!戦争がしたいんだ!」というサイコパスな方。

そんなあなたにおすすめです。

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