「Rainbow six Siege」は他のFPSとここが違う!R6Sで強くなる4つの“考え方”

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Siegeは、昨今のFPSタイトルの中でも特に根強い人気を誇ります。

何故人気があるのか?は、以前書いた「【シージの魅力】僕がRainbow six siegeにドハマりする12の理由」で書き尽くしていますが、今回はそこから更に踏み込んで、「Siege特有の“考え方”」及び「他FPSと違う点」をまとめてみました。

この「考え方」を知れば、「Siegeはあんまり良く分からなかった」と離れてしまった新参プレイヤーでもきっと強くなれるし、シージを楽しめるようになるはずです。
というわけで、「シージ特有の考え方4つ」をご紹介します。

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R6Sの考え方①「射線管理」という独特な概念

R6Sの考え方①「射線管理」という独特な概念

プロリーグの試合を見てると、時折実況者が「これは素晴らしい射線管理だ!」と発言する時があります。

「射線管理」という言葉はFPS用語のようなもので、文字通り「どう射線が通っているか?」を管理することを指す言葉です。

しかし、筆者は今まで、BF、COD、タイタンフォール、APEXなどの有名どころのFPSは大抵プレイしてきましたが、その全てで「射線管理」を意識したことがありません。

シージだけが恐ろしい程に「射線管理ゲー」です。
「射線管理の大切さ」を上手く認識しておかないと、訳も分からず死に続ける事になります。

では、なぜSiegeは他ゲーに比べて射線管理が重要なのか?

Siegeは、
・破壊要素
・ラウンド制
の2つの影響により、射線管理の重要度が増しています。

Siegeは、壁を殴るだけでそこに覗き穴が出来ます
現実ではあり得ない不自然な穴の開き方ですが、この穴が既に射線です。

そしてSiegeはラウンド制により短いスパンで1ラウンドが終了するので、都度、MAPがリセットされます
つまりラウンドごとに射線が異なります。

「毎ラウンドごとに射線管理が必要」。
これがSiegeの難易度を跳ね上げている要因であり、最大の魅力でもあると捉えています。

R6Sの考え方②ストイックな情報戦を制して有利に立ち回る

R6Sの考え方②ストイックな情報戦を制して有利に立ち回る
こっそりと仕掛けられたヴァルカメ
 

先ほどの「射線」も重要な情報ですが、Siegeには他にも「知っているだけで優位になれる情報」が多数あります。

例えば・・・
・敵の位置
・敵オペレーターの種類
・敵オペレーターの使用武器(ガジェット)
・MAPの工事状態
などなど。(上手い人らはもっとたくさんの情報を取得していると思われます)

Siegeは「ドローン」や「監視カメラ」の存在が更に「情報戦」の要素を強くしています

何度もプレイを重ねるうちに当たり前となったかもしれませんが、初めてSiegeをプレイした時、建物に侵入する直前に味方プレイヤーがこぞってドローン操作を始める事に違和感を抱いたプレイヤーも多いと思います。(攻撃側の場合)

しかしドローンで索敵しておくだけで生存率グッと上がるのですから、この行為はとても重要。
少なくとも「敵がいないことを確認しておく」というだけで生存率はグッと上がります。

SiegeはMAPの経路が縦横無尽に繋がっているので、毎回全ての部屋をクリアリングしていくのは中々難しいです。
だからこそ事前にドローンで偵察し、「少なくともこちら側は警戒しなくていい」という状況を作り、「情報の取捨選択」をするのです。

防衛側もそうですね。
トラップを仕掛けておけば、そのトラップが壊された(又は掛かった)時に音が出るので、それまではほぼ無警戒で自分が見たい方に集中できます。

シージは情報量が多いので、ガジェットを使ったり、味方の位置を把握することで、「情報の取捨選択」をしていく必要があります。

これがまた初心者殺しな点であり、Siegeの面白い点でもあります。

R6Sの考え方③Siegeなら、5vs1を覆して大逆転出来る

R6Sの考え方③Siegeなら、5vs1を覆して大逆転出来る

5vs5(でしかもリスポーン無し)という少人数戦なので、時折、目に見える形で大逆転が発生する時があります。

 

例えばBFのような大人数型のゲームだと、1つの分隊にフォーカスしていたらそれなりのドラマがあるかもしれませんが、その分隊の活躍がダイレクトに勝敗に繋がるわけではありません。

CODのようなスポーティーなゲームもそうですね。
リスポーンを繰り返し元気に戦場を走り回るゲームも、全体的に一辺倒な試合になることが多くあまりドラマが起きません。

よって、それらのゲームでは「ここまで差を付けられたらもう逆転は無理だな」という状況が生まれます
これは実際にプレイしていても退屈な展開ですね。

しかしSiegeでは、少人数戦が故の「大逆転」があり得ます。

例えば1vs5などでこちらが圧倒的不利な状況でも、ラストワンの味方が決してあきらめず、最後まで機敏に粘り続けるというシーンを良く見かけます。

正直、Siegeを始めたての頃は「いや絶対無理でしょ」と思いながら見ていました。
しかし大逆転はあります。

ラストワンという事でZONEに入ったのか、プレイヤーが神エイムを繰り返し、5人の敵をなぎ倒す瞬間を何度も観てきました。
筆者も経験があります。

5vs1を覆した時のゲーム

歓喜のあまり動画保存したのですが、逆転勝利はやっぱり最高に嬉しい

また最終的に負けたとしても、「1vs5を1vs1に持っていく」という展開もまた熱い
残りの味方に「これもしかしてイケるんじゃね・・?!」と思わせる技量は、もはやエンターテイナーのそれ。

むしろこういうエンターテインメントとの遭遇こそSiegeの魅力。

「圧倒的不利な状況でもあきらめない」
精神論のような話かもしれませんが、Siegeなら逆転があり得ます。
だからこそ、どんな状況でも絶対にあきらめず、冷静に対処しましょう。
これもSiegeでは重要な考え方の一つです。

R6Sの考え方④ピークをしっかり意識する

R6Sの考え方④ピークをしっかり意識する

これについては最近気付いたのですが、そういえばSiegeには「ピーク」という概念がありますね。

 

「ラッシュ」という言葉に置き換えた方が分かりやすいかもしれませんが、ピークとは「一斉に攻撃を仕掛けること」を言います。

「ピーク」の選択権があるのは主に攻撃側だと思いますが、例えば「開幕で速攻プラントする」というのも一つのピークですね。

そしてSiegeは、野良プレイヤーの集まりでもこのピークに乗っかれます。(だからこそ面白い!)

例えば敵プレイヤーが至るところで射線をロックしているため、中々動けず、いわば「膠着こうちゃく状態」が続いてしまう時があります。(自分がディフューザー持ち)

そんな時、味方の一人が突撃し、それと同時にLIONドローンが発動され、更にFUZEのクラスターチャージまで発動されたら、自分も「今だ!」と言わんばかりに突撃(あわよくばプラント)を開始するはずです。

「このピークを利用しないと現状を打破できない」という状況ですね。

筆者の場合、ちょっとダサイですが「なんか盛り上がってきたな。俺も参加しよ!」みたいな適当な理由でピークを利用することも多いですw
しかしこの時の共闘感はやっぱり最高に面白い。

上手いプレイヤーは、味方がプラントを始めたと同時に弾幕を張り、意図的にピークを作り出してくれます。
(ちなみにこれは“弾幕によって敵の行動を制限する”に加え“プラント中の音をかき消し、どこに設置してるか分からくする”という効果もあるので非常にオススメ)

BFやCODなどはゲームが全体的に一辺倒になりがちなので、そういったFPSに慣れた人にとって、このピークという概念は中々新鮮かもしれません。
というわけで、この「ピーク」を意識するだけで、野良プレイでも簡単にチームワークを生み出せます

「Rainbow six Siege」は他のFPSとここが違う!R6Sで強くなる4つの“考え方”:まとめ

この記事のまとめ

・Siegeは情報が命。特に「射線管理」をしっかり行い、自分の命を守ろう。

・Siegeは情報量が多いので、「戦況のすべてを把握する」というのは難しい。だから、ガジェットなどを利用し、敵の行動を制限しよう。少なくとも自分が集中できる情報を作れるなら、それでOK。

・Siegeは当然のように逆転が起こる。最後まであきらめずに戦おう。

・Siegeは野良同士でも「ピーク」を通して共闘感を感じられる。

 

以前「【APEX】「キルが難しい!出来ない!」という僕がコツを掴んで「0キル→5キル」になった方法」という記事を書きましたが、この中でも解説しているように、「そのゲームの特徴・本質」を理解してないが為に活躍できないという状況は多いです。

しかしそういうプレイヤーは、「なるほどそういう事か」と本質に気付いた瞬間に大活躍したりします。

というわけで、当記事が初心者や上手く活躍できないプレイヤーの参考になれば幸いです。